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大阪府:ペンネーム 島本 桜 様
宿泊施設:清風荘
 

  
11/17(土)
午後から車で出掛けました。岐阜に入ると紅葉もちらほらと見えて、のんびり走りました。
 平成村で一服し、郷土のお土産を見て楽しみました。その日は清風荘でスケッチをしたり、お風呂に 入ったり、ゆっくり過ごし、夕食は飛騨牛しゃぶしゃぶを美味しく頂きました。夜空が真っ暗で、温 泉街の明かりが遠くに見えてとても奇麗で、カーテンを開けたままにして休みました。

11/18(目)
朝食は種類が多くて、いつもつい食べ過ぎてしまいます。特に楽しみにしているのが田舎風の煮物 です。好きなものは何回もお代わりします。その後、白川郷に向かったのですが生憎の冷たい雨で、 写真を撮っただけで引き揚げてしまいました。白川郷で目当ての蕎麦屋さんは、観光客が多くて断念。 帰りに「蕎麦庄やまこし」という合掌造りの素敵な蕎麦屋さんを見つけました。落ち着いた雰囲気で、 ゆっくり美味しいお蕎麦を頂きました。のんびりしていたら雨が雪に変わっていました。
 荘川桜を見ておこうということになり、御母衣ダムのサイドパークで『荘川桜』誕生にまつわる物 語を大型スクリーンで観ました。プロジェクトXで観て少しはわかっていたつもりでしたが、地元の 方たちの思いや、電源開発側から支えた人たち、移植に賭けた職人さんの気持ちがよく描かれていて 感動的でした。水底に沈む運命にあった老桜を守った人々の純粋な行動と、それに応えるかのように 見事に復活した桜。花の時期ではありませんでしたが、あの二本の老桜がしっかりダムを見つめて立 っている姿は、悠然としていて立派でした。いろんな思いを受け止めて、誇りを持って生きているよ うに映りました。雪はどんどんひどくなり、道路を心配しながら、紅葉と雪を賛沢に鑑賞しつつ宿に 戻りました
そして夕食は「飛騨和牛&松茸会席」、料理長が目の前で握ってくれる飛騨牛の握り寿司は絶品で した。寿司職人かと思うくらい握り方も上手かったです。献立表の落款について聞いたら、「消しゴ ムで自分で彫りました。」とにっこり。大谷料理長のお人柄がまた料理を美味しくするんだなあと、 温かい気持ちが伝わってきました。

11/19(月)
 うだつの上がる町美濃に行ってみました。「うだつがあがらない」という言葉は知っていても、こ んな立派なうだっを見たのは初めてでした。火事の多かった江戸時代に、屋根の両端にっけた防火壁 うだつ。それぞれの家のデザインの違いを楽しみながら、旧今井家住宅に入ってみました。ちょうど 研修で来ておられるような御一行と一緒になり、聞こえてくる説明に驚いたり、感心したり。とても 面白いお話でずっと付いて回りました。何倍も楽しめて(勝手に)、ラッキーでした。
 次に美濃和紙あかりアート館を訪ねました。それぞれの作品のデザインが面白く、優しく、温かく、 幻想的な展示でした。毎年10月に開催されるという「美濃和紙あかりアート展」の名残か、町並み の軒下にもあかりアートの作品が飾ってありま'した。灯りが入った夜に見たらどんなに幻想的だろう と、想像するだけでワクワクしました。
 最後に向かった美濃和紙の里会館では公募の和紙画展が開かれていました。美濃和紙の産地ならで はの企画で、「これが和紙を使ってるの?」と思うほど斬新な作品がたくさんありました。和紙は使 い方によって表情も豊かで、色も風合いも味があり魅力的でした。

共働きの私たちは、暇を見つけてよく旅をします。マイカーでのんびり、行き当たりばったりのド ライブ旅行です。宿だけ決めておいて、あとは頂いたパンフレットを見たり、宿の人や土地の人に聞 いたり、道路の案内板を見ながら立ち寄ります。きちんと計画を立てる旅も無駄が無くていいけれど、 行き当たりぱったりの旅も、思いがけない出会いや楽しさがあります。無駄なようで無駄でない楽し い時間です。同じ場所でも季節や天候や出会った人によって、また別の場所になります。 思う存分楽しんだ岐阜の旅でした。お気に入りの宿に出会えたから見つけられた岐阜の魅力、好き な場所がどんどん増えていきます。
  


 
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